2006年12月05日

ファイブ

日曜日に本屋徘徊して出会った漫画の本にただいま夢中


平山 譲, くさか 里樹 / 小学館
Amazonランキング:15412位
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こちらの原作の本の漫画化のようです。

経営不振により強豪バスケットボール部が廃部。リストラされた選手たちは、優勝経験のないチームへ移籍。30代の5人の、「リストラ戦士たち」の壮絶なドラマ。バスケットボールに生きる、切なく激しい男たちの挑戦。

という。
原作のほうは未読ですが、
漫画の1巻では佐古選手がアイシンに移籍するその前の、
アイシンがまだ1部昇格をする前に鈴木貴美一ヘッドコーチが就任して
(この就任にもひと課題ある)
「いかにもやる気のない2部チーム」を1部に昇格させるまでのことが
ざっくりと描かれており、これがなんとも実に、身につまされる(苦笑

そして2巻ではいよいよアイシンでのプレーの始まった佐古選手が
「前のチーム(優勝常連だった)はこんなんじゃなかった」という
戸惑いが主に描かれている感じ。これまた更に身につまされる(大苦笑

こんなチームがJBL2連覇するようになる…
と思うとこれからの展開に何か良いヒントがあるかな?とか思って
次巻を楽しみに…する前に原作の単行本読もうかしら…。
ともかくこの漫画、良いです。ズキズキ来ます。おすすめ。

この原作の本は2004年10月に出ているので、たぶんアイシン優勝のところで
終わるのだろうと思いますが
ネットで調べたら佐古選手には更なるハードなドラマが待ち構えていた…
35歳での怪我と、復活、そして五輪…
どうやら男子バスケにも注目せざるを得なくなりそうだ。
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2006年08月02日

自分の中に毒を持て

読書中毒全開中な訳だが。
先月から文庫、何冊買ってきただろう(遠い目

でもって今読んでるのがこれ


岡本 太郎 / 青春出版社(1993/08)
Amazonランキング:393位
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岡本太郎ちゃん。
世界的芸術家様をつかまえてちゃん付けもなかろうが
この本を読んだら一気に猛烈に愛が深まってしまったので
太郎ちゃん!

大阪万博の太陽の塔は、子供心になぜかとても怖かった。
万博見に行った近所の人がお土産に「太陽の塔ぬいぐるみ」を
買ってきてくれたんだけど、それすら怖かった。
大人になって大阪行って太陽の塔見たら
やっぱり怖かった。

岡本太郎=太陽の塔=怖い という三段論法で
岡本太郎その人に触れたことは
これまでまったくなかったんだけれども
本屋回遊してて目にとまったこの本のタイトル、
それに呼ばれて中を開いてちょっと読んで即買い
まだ半分残ってるけど今のところ一番好きなところ。

激しく挑みつづけても、世の中は変わらない。
しかし、世の中は変わらなくても自分自身は変わる。
世の中が変わらないからといって、それでガックリしちゃって、
ダラッと妥協したら、これはもう絶望的になってしまう。
そうなったら、この世の中がもっともっとつまらなくみえてくるだろう。
だから、闘わなければいけない。
闘いつづけることが、生きがいなんだ。


痺れねえコレ?
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2006年07月21日

群青の夜の羽毛布

山本文緒さんの「群青の夜の羽毛布」を通勤読書で読了。
山本さんの小説は、一見普通に暮らしているようでありながら
夫々が抱える心の得体の知れない闇 をとてもよく描いている。
だから好きなんだけどね。
それにしてもこの作品はもうどうしようかと思うほどに出てくる人の
心の闇が強烈で、通勤の友にするには少々ヘビーなような気がしたのだけど
最後まで読んで、別の意味で通勤の友にすべきではないと思った。
どうしようもなく暗いのに、最後に泣かされるなんて!
感動して
とかそういうのではなく、
愛を得るって本当にこのぐらい桁外れに苦しいこともあるよな
とかそういうふうに感じたわけなのですが。

この本を読んだあとに、ゆかりさんのこのエントリを思い出して。
これはもう本当に素晴らしいエントリだと思うので皆さん問答無用で読んでくださいねな感じなんだけども。

愛を

軽んじすぎだ。

愛はもっと大変で苦しくって努力も苦労もいって

とにかく自分との闘いなんだ


と、ゆかりさんは書かれている。
実際本当にそうだと思う。
愛というのは人を支えるものだ、と私も思う。
けれども、愛があるといいながらなぜか支えられていない。
そういう事例が確かに多い。というかもうそういうので溢れている。

人を支えぬものは「愛っぽい」だけで
たぶんほんとうの愛ではなくて
自分を支えられるぐらいの愛を手に入れるとしたら
それはやっぱりものすごく苦難困難冗談じゃねえ
な状況と戦わずして得ることは出来ないんだろうな と。

この小説は本当にそのへんの、
己を支えるための愛 を登場人物が誰も手に入れられていなくて
そのことでもうとんでもなく苦しむ姿が延々と描かれていて
果てしなく暗い が
それゆえにラストの鈍い輝きは心に重い。し、
やっぱり愛って簡単じゃないんだよなあ って思った。
それと山本さんの構成力と描写力にただ感服。

恋愛
というだけの愛ではなく、いろんな愛があるよね…
チームへの愛もそうだし(笑)仲間愛とか家族愛とかまあいろいろ。
そのいずれであっても、
じぶんを支えるぐらいの本当の愛 というやつを
ひとつでも手に入れる為に私達は日々苦闘するのだろうね。

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2006年06月01日

人生の天気予報


石井 ゆかり / 幻冬舎コミックス(2006/05/30)
Amazonランキング:位
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今日はこちらの↑本を買ってきました。
星占いサイト「筋トレ」の石井ゆかりさんの2006年下半期占いの本です。

私がゆかりさんの占いを知ったのは去年の今頃だったかと思いますが
元々占いは好きなほうなんだけども
読んでいて「何コレ!?」と物凄い衝撃を受けたのは
ゆかりさんの占いがはじめてのことです。
なんというか、星占いに対する概念そのものを壊されたような感じ。

普通の星占いというと、今日のあなたはラッキーです、アンラッキーです
ラッキーポイントはこれであれでそれで、みたいなものだと思うのですが
ゆかりさんの占いにはラッキーもアンラッキーもましてやラッキーアイテムとか
そういうものは一切出てきません。
具体的にどうこうという感じじゃなく、どっちかっていうと哲学に近い感じ。
そしてこれほど、まことの意味で「人を励ます」ということに長けた占いは
私は他では見たことがないです。

筋トレの週報を読んでいていつも思うことは、
ゆかりさんの占いは、占いというよりも
人生の天気予報みたいなものだなあ ということで。
ひとの一生には、普段の生活同様四季があり天気がある。
いつも春や夏なら幸せかといえば、そうではない。
秋が来なければ実はならないし、冬を迎えなければ次の春は来ない。
いつも晴れの日ならいいけれど、これもそうではない。
雨の日もなければ作物は育たない。

その人に起こることを、単にいい悪いではなく、
どのようなことも「必要な流れ」として描いていく。
なのでゆかりさんの占いの中では、
雨や冬=アンラッキー
ではなく
雨なので傘を持って出かけるとよいよ あるいは
雨だから出かけないでおうちの掃除するのもよいよ
とかそういう感じに書かれている。

逆に「ラッキーです!」という占いを見た時に私達は
なにもしなくても幸運が向こうから転がり込んでくる ということを
イメージしがちなのですが、これも天気予報理論から行くと
単に「今日は晴れです」って言われているようなもの。
晴れている日に家にこもっていては晴れの気持ちよさを味わえない。
このような場合、ゆかりさんは
晴れだから外に出ましょうよ!家にいたって勿体無いぜ!
という書かれ方をしているように思えています。

自分に巡ってくる天気や季節と上手に付き合う方法を
ゆかりさんにはいつも指し示されているように感じています。
起きることに意味があるのだとわかれば
人間はけっこう如何様にも対応してゆけるもので。
天気予報を見ないで出かけて雨に降られたらショックだけど
用意して出かければ別になんということもない。

というわけで、人生哲学派の貴方(笑)に強くオススメします♪
応援好きの貴方にも、きっと役に立ちます、
私達の仲間うちでは山羊座の週報も欠かさずチェックしているのです
いや、ヤンツー山羊座なんで(爆

本のオビにハチクロの羽海野チカ先生のオススメがついてます。
札幌では、旭屋書店の占いコーナーに平積みしてますぜ旦那(1日現在)
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2006年03月21日

BOOKLOGを作った&おとなの小論文教室2!

昨日は仕事が早く終わったので本屋によりみち!
店内を回遊していたら、山田ズーニーさんの本があったので前に出たやつかな?
と思ったら「おとなの小論文教室」の2ではないですか!


山田 ズーニー / 河出書房新社(2006/03/10)
Amazonランキング:位
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早速買ってきて今日早速読了しました!
今回は前回より更に深まってきています。人によっては読むことが辛い部分もあるかと思われます。
でも本当に大事な事を書いていただいてるなあ、と思います。
日頃なんとなく自分が違和感を感じていたようなことが書かれていたりするので。
そうそう、「お願い」って言いながら断れない状態で話がやってくるよね、とか。
じぶんの表現っていうか、心理学に近い面もあったりするので。
文章書く人には(そうでない人でももちろん)特にオススメ。

そんで昨日から今日にかけてはブクログの本棚づくりにもえてました。
ネットの中に自分のリアル本棚を設けるような感じです。
(表紙モード で見てみると特にそんな雰囲気!)
左カラムにもリンク張ってますが、私の本棚はココ
実際の本棚からしたらここに置いてあるのは氷山の一角も一角ですが(笑)
これは手放せない!と思っている本を特に並べてみました。
ライトな書評も入れてます。
上にはってあるズーニーさんの本へのリンクも、これブクログで発行できるタグなのだ。

本との出会いというのは、私にとっては人との出会いに近く大事なものです。
ネットで見た人様の書評とかも結構役に立ってたりとかする。
この中からまた誰かにとっての良い出会いがあれば是幸い、ですよ(・∀・)
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2006年03月15日

健さんの本

連投(・∀・)

1月に買ったというのに、買ってから他の本に浮気したり遊んでたり
ゲーフラ作ってたりミサンガ編んでたりして読んでなかった健さんの本
(左カラム参照)今日本に呼ばれた気がしたのでようやく着手!
したら通勤時間で一気にいけてしまいました。

いつから健さんが好きだ!と思ったかは全く覚えてないのですが。
たぶん倉本先生の「駅 STATION」とか、そのへんの映画を見てからか
「幸福の黄色いハンカチ」をちゃんと見てみたらとても面白かったとか、
そんなあたりのところだと思うのですが
この本を読んだらますます健さんのことが大好きになりました。
というか、健さんのことを普通に知っているレベルの人が読んでも
この本はとても幸せな気持ちにさせてもらえるものだと思います。

健さんが決して派手なことではない、どちらかといえばむしろ
そのへんにあるようなあたりまえなことに対して寄せる感謝の気持ちとか、
自分の周囲の人達に寄せる「ありがとう」という思いが全編に埋め込まれていて。
自分のことではなく、相手のことを書いていることで
逆に「そういうことに感動する健さん」がどういう人かがとてもよく見えてきて。
文章というものは、人のことを書いているようでも
結局は自分の事を映し出しているにすぎないものなのだなと。

本当によい本です。私の書くようなことが好きという人には絶対に損ナシです。
あたりまえのようにみえることの大切さを健さんは切々と大事にしておられる。
「感動」という章を読んでいてバスの中でジーンときてしまいました。
拍手ができるような感動が毎週あることって、ほんとにしあわせなことなんだなあ。
これが気になる人は476円出して買って読んでくださいw

今日は心がおなかいっぱいだー
posted by sasa at 22:39 | 北海道 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | Books

2006年02月04日

おとなの小論文教室。

←横に昨年末から読み始めた本を全部並べてみている。
アフィリエイトつうよりは「これだけ読んだ」自己報告用みたいな感じ。
この中にあるのですが「おとなの小論文教室。」先日読了しましたが
2006年出会ってよかった本大賞をいきなりあげたい気分!

タイトルから感じるイメージだと、「小論文を書くためのテクニック」でも
載っているのかと思われると思いますが、そういうことはこの本では
最後まで出てきません。小論文を書くということ=自分を表現するということ
では自分を表現するということは、どういうことか?
どうすれば自分を、自分の考えを、感じたことを表現することができるように
なるのか?そもそも自分とは一体何であるか?
そういう深いところからレッスンが始まります。
だから読んでいると自問自答の嵐になります。
そしてその「自問自答」こそが自分を表現するということの大事な一歩であると、
私はそのように感じとりました。

私は昔からこの手合いの「自分の考えを表現する」ことについて
割と好んでやってきたトコロがあるので(絵だったり文だったり)
「これは大事なことだったのかー」と再確認する部分のほうが多いのだけど
それ以上に共感する部分がたくさんありました。

21世紀の情報の海、もしも、もうひとりのあなたが、別の土地にいたとして、そのあなたは、あなたを、どうやって見つけますか?


今の自分のやり方で、たとえばネットの中、数あるサッカーファンの中で
わたしは私を見つけることが出来るだろうか。
私が私を見つけられるには、私は私の何をどう表現したらいい? とか、
もうひとりの私が選手だったら、サポーターの私の想いはどうすれば
選手の私に伝わるか? とか。
すぐサッカーに繋がって行ってしまうのは仕様として
でもまあ、自分の表現というものについて、凄く考えさせられたのですよ。

それと「書いた人がいない」文章が数多く散見される、ということ。
文章を読んでいても、全ては他人事、書いた人の姿が見えてこない
「自分に立脚して文章を書いていない」。
コンサ、サッカー系ブログで私が好んで読んでいるのは(数少ない)
そういえば皆さんしっかりと「自分に立脚して」文章を書いておられる方の
ものばかりだ、と気付きました。会ったことが無くても姿が浮かんでくるような。
きちんとした言葉を使っていても、書き手の姿が見えないもの
貴方自身はどうなんですか?
何をどうしようと、何をどうしたいと、実際こうすると、考えておられますか?
そういうものが見えにくいものは、やはり心を動かされないのです。

文章は脳で書くものではなく、心で書くものだと
先日どこかで読みましたけど、脳で書かれた文章とこの「自分不在の文章」は
どこか通じるものがあるように思います。

自分の想いを「あらわす」ということは、やってもやっても難しいことだけど
それでもやり続けたい、と思うことです。
小論文に限らず、自分の思いを表現する、ということにちょっとでも
ひっかかった方は是非読んでみてくださーい!
posted by sasa at 16:11 | 北海道 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | Books

2006年01月09日

オシムの言葉

発売後すぐに初版完売してしまったようで、
それを逃した私は重版を待つしかなかったわけですが
それでもなんとか12月中に入手することができまして。
何かそのあとまたすぐなくなってしまったようですね。
サイドバーに入れてあるニフの書籍アフィリエイト先でも、
お届けまで2週間 とか書かれてありましたし。

この本の感想を書く前に、見返しておきたい番組がありまして。
NHK「映像の世紀」第10集・民族の悲劇果てしなく
元は1995年に放送された番組なんですが、何度となく再放送されてそのたび
絶賛されている凄い作品でして。私も再放送で虜になりそれから運良くまた
再放送に出会って録画できたのですが。
久しぶりにそれを取り出して見てみました。

映像がいちばん最初に捉えた難民のすがたから始まるこの第10集は
タイトル通り民族同士の争い・内戦に関する映像で綴られています。
住んでいた国を追われ、家に戻れない人達が歩いてアルプスを越えて
いく姿、湿地を足をとられながら国境線を越えていく姿
或いは内戦で奪われた命が、それがまるで人間ではなかったように
無造作に山積みにされている場面など。
想像をしても現実に突きつけられる映像は想像を軽く越えていき。

それらを改めて見直してみてから振り返るオシムの言葉は、
しかしやはり呆然とするほど重く、あれだけの現実を目にしていながら
オシムはそれでもサッカーを愛し、人を愛して指導を続けている
そのことにただ頭を垂れるしかなく。

戦争を知らずに育ってきている自分達。
平和というものが当たり前にあってそれに気付かないで
なにもしないで胡坐をかいて暮らしていること、
自分達の幸せを知ろうとしないで只贅沢に暮らすことばかり求めること
それがどれだけ傲慢なことであるか。

オシムから学べることは、なにもサッカーのことだけでなく
それでも折れぬ心を持つ強さ、その裏側を支える深い愛情…
それらを見つめ自分達のものにしてゆくこと、
私達がこの国で彼のサッカーに出会った真の幸福の意味を
自分達の手でこれから描き出していかねばならないと。
そんなことを考えました。
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2006年01月08日

数学の美しさ

正月休み明けの連休はちょっと嬉しい。っても昨日は仕事だったが。
だから年パスも買いに行けなかったよ。黒シリコンバンドもらえない(´・ω・`)
で昨日はサポ仲間と新年会開催、仲間のひとりが沖縄な店を営んでいるので
その関係で最近すっかり泡盛が身内で大流行中。
私も泡盛は苦手だと思っていたのが、美味しいとすすめられたやつが
本当に美味しかったので以来泡盛ブーム。
特に仲間うちでは宮古島の泡盛が人気。やっぱりな。
昨日も泡盛1本がなにげなくなくなりました。

そして今日は友達と今年の必勝祈願をしに神宮へ行くつもりが、
昨日からの大雪で明日に順延。明日は清々しく晴れてほしいものだ。
なので今日は一日暇になったので、予定通り本屋徘徊しました。
旭屋を回遊して3冊買ってきました。「東京タワー」を予定通り。
他に何にしようかなあと大回遊、実は料理本を見るのも好きで
(見るのが好きなだけというのがポイント)韓国ごはん本に揺れました。
あとプラネタリウムつき「大人の科学」にも大いに魅了されました。
でもそれらは結局買わず、かわりに糸井重里ダーリンの「オトナ語の謎。」の
文庫を見つけたので(前からあったようだが)勢いで、
それと「世にも美しい数学入門」、これは新書ですが「博士の愛した数式」の
小川洋子さんと、数学者の藤原正彦さんの対談本。
さっき読み始めたらあっというまに半分読めたので多分今日読了でしょう。

「博士の愛した数式」は題名通り数式がたくさん出てくる小説で
「数式」と聞いた途端にアレルギーを感じる方も多いでしょうが、
かくいう私もその一人なわけでしたが、イヤ高校生の時数学で32点とか
とったもんで、なので映画の試写会を見た友達が「数式はロマンなのよ」
という感想を述べたときには「数式がロマン!?」と目が点になったのですが
実際に本を読んでみると、

「数式はロマンだ…」

という感想を私も抱いてしまったわけでして。
もうね220と284の友愛数なんてロマン以外のなにものでもないですよ。
(自分の約数を自分自身の数を除いて全部足していったら220は284になり
284のそれは220になる)
数学が持つ、数学のみが持つ永遠の真理。
しかもその真理は目に見えない。これが芸術といわずしてなんという。

「純粋な三角形というのは頭の中にしかない」
完璧な黒と完璧な白というのは存在しないものでして。
黒は光を100%吸収するから黒く見えるのであり、白は逆に光を100%反射する
から白く見えるのでありますが、それならば「完璧な黒」というものは光を完璧に
100%吸収するものなのだけど、完璧な白というのもそうなのだけど、
現実にそれはありえない存在でありまして。
そういう色の世界で考えていたことが数学の世界でもそうで、
線とか点とかもそうで、どんなに細い線でも「引けばそれは面になる」
だから完全な直線というものは、頭の中にしか存在しない。

なんていうかそれがすごいロマンで美しくて!
世の中って目に見えないすごく美しいもので出来ている!とか思って。
数学の授業もこういう美しいところを説いてくれたら32点なんて取らなかった
だろうなあとか思ったり、いや、説かれてもやっぱりダメかも…

映画のほうも楽しみです。キャストもそうだし、音楽も加古隆さんだし。
サッカーのない間は映画と読書で明け暮れそうだ。
posted by sasa at 22:43 | 北海道 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | Books