頑張ってーから死にたいなー
頑張ってーから死にたいなー
這いあがれー
這いあがれと自分を呼びながらー
呼びながら〜♪
と、一昨日出たばかりのみゆきさんの新譜を聞きながら宮の沢。
札幌での練習はどう考えても来週いっぱいぐらいだと思うので、
たぶん今日が今年最後の練習見学。
ということは、私が見る「柳下札幌」の最後の練習風景でもある。
初冬の青空の宮の沢。日差しがあたたかく空気はつめたい。
午前中だというのにピッチの上の影はもう随分長くなっている。
全員でのミニゲは、遠征組が太陽に向かって攻める。
西谷さんのCKを蹴る後姿が冬の低い陽射しを受けてきらきらと。
バックスタンドにはこのあいだの試合で使われていたフッキの大きなゲーフラ。
一度伝えようと思った気持ちは、やれる限りとことんまで。
それを評価することは採点することはとても容易い。
容易いけれど。
目の前にある現実の空気は、
想像の中で語られるよりもずっと澄んでいて光もある。
もちろんその向こう側には、スタッフにしても選手にしても
見学に訪れた観客にしても様々な思いが渦巻いているはずで。
だけどもそんな、今思う必要のない、見ることが出来るわけでもない世界という
不用意なフィルターを頭から外して見てみれば
そこにあるのは、3年間という時間を費やして育てられた
それなりに整えられたチームの姿の、うつくしさ だったりした。
全て美しいなんてことはあるはずがない。
表があれば裏がある、
汚れたものも、醜いものも、拙いものも、愚かなものも、幼いものも、
わたしたちはすべてをあるがままに受け止めて飲み込んで
それでも目の前のFootballを取り巻く世界の美しさに時折息を呑む。
きれいなものがあるからってきたないことがナシになることも、
きたないものがあるからってきれいなものが嘘ってことにも、
どちらもならないと
私は思っている。
両方を受け止め、そのうちのきれいなものが好きだから
それを切り取って手元に残しておきたい。
文とか写真とかで、ここにあるきれいなもののことを形にして。
私にとってはただそれだけのことで。
You're so beautiful to me.
ずっとそう言いたい。
頑張ってきたあなたに。ずっと伝えようとしてきた人達に。
もしも裏切られてもあなたは、
もしも傷ついてもあなたは、
もしも報われなくてもあなたは、
あなたのやってきたことは、わたしがちゃんと見ている。
あなたたちが美しかったこと、
わたしたちにとってあなたたちが美しかったこと、
わたしたちはちゃんと知っている。
だから挫けない。挫ける必要も無い。
また戦えばいい。戦って勝ち取っていけばいい。
何度手から溢しても、何度失っても。
バスに乗って柏へ出かけるチームに手を振った。
監督に手を振って見送るのはきっと今年はこれが最後だろう。
でも一緒に見ていた仲間と語るのは
「10年後には再びヤンツーさんに率いられて
お互い大人になってて(笑)
その頃は今ちゃんも札幌に復帰してたりして
そしてJ1リーグ戦制覇 なんてできたらどうよ!」
だったりする。
別に馬鹿げた夢だとは思ってない。